シアターXでサミュエル・ベケットのシンポジウムを開催 

来たる6月30日(金)、両国にあるシアターXで1969年にノーベル文学賞を受賞したアイルランド人劇作家、サミュエル・ベケットに関するシンポジウムが開催される。
シアターXは劇場開設25周年、そして日本・アイルランド国交樹立60周年、を記念して9月1日~5日にアイルランド、ダブリンにあるベケット作品を主に上演している劇団Mouth on Fire (マウス・オン・ファイア)との共同

A tree is standing with the evening glow

制作舞台「ゴドーを待ちながら」を劇団の創設者の1人であるCathal Quinn演出で上演する。(9月9日、10日には京都造形芸術大学での上演も決定している)

これまでにも2013年から毎年来日し、シアターXでベケットの短編作品を上演しているMouth on Fire が手がけるベケットの代表作「ゴドーを待ちながら」とは。その9月の本公演に先がけて開催されるシンポジウムではそれぞれの視点からベケットに関する研究書籍を出版している学者3人(堀真理子、垣口由佳、西村和泉)とベケット作品に多く出演経験のある女優1人(鈴木理江子)を招いて不条理劇の代名詞「ゴドー待ち」を解説する。